問題 4
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「思い出」とは、「かつて」の私の出来事について、「いま」の私の内で生起する「心の動き」のことだ。嫌な不愉快な「思い出」は自ずと封印(注1)されて縮小してもゆくが、一方の楽しい愉快な「思い出」はとめ処なく(注2)過剰に膨らみ、出来事の事実を超えて一つの「物語」が出来上がってしまうことも多い。「かつて」から経た時間が遠くなればなるほど(老いるほど)、思い違いや思い込みを含んだ「私の記憶」が作られる、そうなりがちだ。
(注1)封印されて:ここでは、触られずに
(注2)止め処なく:止まることなく
「思い出」について、筆者の考えに合うのはどれか。