問題 1
A
暗記することに苦手意識を持つ人は多い。必死に暗記してもなかなか記憶に残らなくて嫌になる気持ちは理解できるが、覚えられないのは自分の記憶力がよくないからだと考えるのは問題だ。暗記ができる人は、生まれつき記憶力がよいのではなく、暗記のしかたを工夫しているのだ。
暗記するときは、目で見るだけでなく、ほかの感覚も働かせるのが効果的だ。声に出すことで耳からも情報がインプットされさらに確かなものになる。書くことで、あいまいな内容が整理され論理的に理解しやすくなる。このようにいくつかの感覚から脳に刺激を与えることで、記憶力をアップさせることができる。
B
暗記したことを忘れないようにするには、どうしたらいいだろうか。記憶に残るようにするには、いつ暗記するかが重要だ。脳が最も働くのは朝や午前中だといわれているが、暗記には、夜寝る前の30分が最も適している。覚えた知識が睡眠中に脳内で整理され、記憶に残りやすくなるからだ。暗記を終えたら、テレビを見るなど余計なことはせずにすぐに寝る。翌朝に復習すれば、記憶はより強化されるだろう。
暗記したことを忘れてしまうのは記憶力のせいではなく、暗記のしかたが間違っているのだ。脳の働きを理解し上手に利用すれば、無理なく暗記することができる。
暗記について、AとBが共通して述べていることは何か。
暗記のしかたについて、AとBはどのようなアドバイスをしているか。