Câu hỏi 4
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哲学は一般の人が、一般的な問題について考えるための学問です。「人生の意味とは何か」「人類に共通の利益はあるのか」「時間とは何か」「愛とは何か」「(注1)正義はどのように定まるのか」「国家はどのようにあるべきか」「法の役割とは何か」「正しい(注2)認識にはどうやって到達するのか」「宗教は必要か」などが哲学の典型的な問いです。
これらの問いは、複数の教科や学問分野の(注3)根底に関わるような問題であることはおわかりでしょう。「愛とは何か」を考えることは、個人的な愛についての考えを尋ねているだけではなく、(注4)隣人愛は、社会のなかで人々のつながりはどうあるべきか、家族愛は、家族とはどうあるべきかといった、社会におけるみんなの問題となってくるはずです。社会観や家族観は、(注5)政策や法律の設定とも関係してくるでしょう。(中略)
しかし哲学の<b>もうひとつの重要な仕事</b>は、それぞれの専門的な知識を、より一般的で全体的な観点から問い直すことです。たとえば、(注6)遺伝子治療は非常に専門性が高い分野です。しかし遺伝子治療の範囲をどこまで認めていいのか。遺伝子を組み替えて難病にかかりにくくした子どもを作っていいのか。人間の遺伝子に対して、人間はどこまで(注7)改変してよいものなのでしょうか。
こうしたことは、社会のだれにでも関わってくるので、医学の専門家だけに判断を任せてよい問題ではありません。社会に存在している常識や知識や技術を、人間の根本的な価値に照らし合わせてあらためて検討することは重要な哲学の役割です。
(注1) 正義: 人としての正しい行い
(注2) 認識: ここでは、理解
(注3) 根底:: 土台
(注4) 隣人愛: ここでは、社会で交流のある人への愛
(注5) 政策: 政治の方針と手段
(注6) 遺伝子治療: 遺伝子に働きかける治療法
(注7)改変する: 変える
筆者によると、哲学の典型的な問いとはどのようなものか。
【もうひとつの重要な仕事】とは何か。