问题 1
以下は、ある子供雑誌に寄せられた質問と、質問に対する回答である。
◇質問◇
鳥はなぜ飛べるのですか。人間も翼(つばさ)をつけたら、飛べますか。(草太(そうた) 小3)
◇回答◇
空を飛ぶためには体が軽いことが大切です。( 50 )、空を飛ぶ鳥は、体や翼(つばさ)の大きさのわりには、体がとても軽くできているのです。例えば、コンドルという鳥は、翼(つばさ)の長さ(左右の翼(つばさ)を広げたときの翼(つばさ)の先から先までの長さ)が3m ほどもありますが、体重は10~15kg しかありません。鳥が重そうに見えるのは、羽が膨(ふく)らんでいるからで、本当はとても細い体をしています。そして、鳥の骨は細く、骨の中はトンネルのような空洞(くうどう)の状態になっているため、軽いのです。
でも草太(そうた)君は、もしかしたら「それなら人間は、体重に合わせて大きい翼(つばさ)をつければいい。」と思うかもしれませんね。では、翼(つばさ)はどのくらいの ( 51 )。ある説によると、体重60kg の人間が飛ぶのに必要な翼(つばさ)の長さは、約 34m だそうです。長さ10m の大型バスを3 台並べたときの長さよりも長いわけです。 ( 52 )は人間にはとても動かせませんよね。鳥が体のわりに大きな翼(つばさ)を動かせるのは、胸(むね)の筋肉(きんにく)が大変発達しているからです。鳥の胸(むね) の筋肉(きんにく)は、体重の約35%を占めると言われています。そのため、鳥は翼(つばさ)を強く動かすことができるのです。
そのほかにも、鳥の体は表面の羽がなめらかで、空気の抵抗を受けにくい形になっています。
( 53 )、鳥は、単に翼(つばさ)があるから飛べるのではなく、いろいろな点で体全体が飛ぶのに最適な構造になっていることがわかりますね。鳥は飛ぶために進化してきたのです。残念ながら、人間は、翼(つばさ)をつけただけでは飛ぶのは( 54 )。
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