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JLPT

문제 4

 (4)  あまり語られないことですが、医療というものは、非常に「個別性」が高い分野です。  「個別性」とは言いかえると、治療方針は10人いれば10通りあるということです。どれほど苦しくても生きられるなら辛い治療を頑張りたい人がいる一方で、痛みや苦しみがあるくらいなら命が短くなっても治療は一切(注1)したくない人だっているのです。我々医者は、科学的な根拠(注2)のある方法を知りながらも、あくまで患者さんのやりたいよう、生きたいように手助けするという使命があります。  これからの時代、この「個別性」はよりいっそう加速されるでしょう。これは、一人ひとりの患者さんに合わせた治療をしていくという意味で「テーラーメイド医療」などと呼ばれています。  目の前の患者さんが、どんな生き方を望んでいるのか。決して十分とはいいがたい時間のなかで、医者は把握(注3)せねばなりません。それを知る唯一の方法は、やはり面と向かって(注4)の会話なのです。その意味で、話を聞いてくれない医者は、患者さんに向き合っていないと、私は思います。時間がないのは私も医者なので痛いほどわかるのですが、それでも「話を聞く姿勢」だけは死守(注5)したいと思っています。  (注1)一切:全く  (注2)根拠:理由  (注3)把握する:しっかりと理解する  (注4)面と向かう:相手と向かい合う  (注5)死守する:絶対に守る

筆者に上ると、医療における「個別性」とはどういうことか。

筆者が医者として大切にしていることは何か。